以前、石鹸はオイルと水と苛性ソーダからできるというお話をさせて頂きました。
最終号となる今回は、石鹸の原料の中でも最も重要であり、石鹸の質を
決定するオイルとこだわり商品研究所の商品について書かせて頂きたいと
思います。
原料にオリーブオイルが使われている有名な石鹸に、オリーブオイル70%以上の
マルセイユ石鹸、オリーブオイル100%のキャスティール石鹸があります。
肌に良い、肌に優しいことで有名なオイルと言えば、オリーブオイルや椿油、
ホホバオイルなどが有名ですね。
オリーブオイル、椿油はそれぞれオレイン酸85%、オレイン酸73%と人の肌に
なじみやすく、皮膚をケアして、再生を促すオイルであることは有名ですね。
ちょっと小難しいお話しになってしまいますが、椿油とオリーブオイルを
石鹸にした場合、泡立ちの控えめなところ・しっとり感・解け崩れのし易さが
非常に似た使用感の石鹸となります。
どうして似た使用感の石鹸になってしまうかというと、オレイン酸の含有量が
2つのオイルとも70%以上含まれているからなのです。
石鹸の原料の1つであるオイル。
オイルから作られる商品について、考えてみませんか?
各オイルの小知識と、こだわり商品研究所さんの商品を超主観的にピックアップ
してみました。
超主観的なコメントまでも添えさせて頂きましたので、ご参考までに・・・。
■椿油
オレイン酸 85%
パルミチン酸8%など
椿油石鹸はオリーブオイルの石鹸に良く似た使用感ではありますが、
シャンプーした場合は、洗い上がりに違いがでます。
『髪の毛に良いオイルといえば、椿油!』という位なだけあって、ハリとコシ、
そしてツヤがでます。
椿油の石鹸でシャンプーをし、椿油でしっとりさせるのがお気に入りです。
【リマナチュラル 椿油】
メーカーさんの『身土不二』、『マクロビオティック』という考え方に共感。
実は椿油、椿油特有の匂いがするのですが、商品によっては強く匂うものが
あります。鮮度や脱臭しているかの違いや、製法の違いでしょうか。
こちらの商品は活性白土で脱臭処理されているそうなので、匂いを気にせず
上質な椿油効果を期待できるそうです。
マッサージオイルや基礎化粧品、ヘアケアと万能の椿油。
私は霧吹きにいれた精製水100ccに、椿油を数的おとしたものを、衣類のシワ
のばしや静電気防止、寝癖直しにつかっています。
顔の乾燥が気になる時はメイクの上から、吹きかけたりもします。
【リマナチュラル 椿油トリートメント・ヘアスプレー】
わざわざ霧吹きや精製水を用意するのが、面倒!!という方はこちらが
使いやすいかもしれません。まず髪の毛から椿油効果を試したいときは、
こちらの商品から始められると手軽で良いかと思います。
ちょっと変わった使い方としては、シャンプーする前に乾いた髪や地肌に
スプレーし、よーくマッサージしてからシャワーキャップをかぶって10分ほど
待ってからシャンプーをすると、ツヤツヤでピカピカな髪の毛に仕上がります。
地肌や髪の毛がベトベトすることもなく、トリートメント効果を感じます。
オイルそのものをすりこむのに抵抗がある方は、こちらから始められては
いかがでしょう。
■オリーブ油
オレイン酸73%
リノール酸11%など
オリーブオイルの良さはご存知かと思いますが、オリーブオイルの石鹸は
私の家のお風呂の重鎮です。
どんなに魅力的な石鹸があっても、欠かすことができない石鹸です。
頼もしい洗浄力としっとり感をあわせ持ち、まさに重鎮という感じです。
【サヴォン・ドゥ・マルセイユ2.5kビッグバー】
この石鹸だけは欠かさないようにしています。体や髪を洗うだけではなく、
メイク用のスポンジの汚れや、シャツの襟や袖のよごれを落とす際も
使用しています。驚くほど気持ちよく汚れが落ち、衣類が傷むということが
ないので、安心して使うことができます。
また上履きなどズックの靴を洗う時は、古歯ブラシに石鹸を多めにこすり、
それでこすり洗いをすると、キレイに汚れが落ちます。
泡立ち・溶け崩れのなさ・しっとりな洗い上がりと、そして頼もしい洗浄力。
ご家庭に1個あると、何かと多用途な石鹸だと思います。
【オリプレ・ナチュラルソープ】
一番しぼりのExバージンオリーブオイルを使用しているといだけあり、
石鹸にオリーブの種子がちらほらしています。そこに手作り感を感じます。
オリーブオイルのみの石鹸とローレルオイルが入った石鹸がありますが、
ローレルオイル入りはシャンプーにおすすめです。髪の毛がツヤツヤします。
オリーブオイルのみの石鹸はしっとり過ごしたい冬の定番石鹸です。
■ホホバオイル
エイコセン酸69%
エルシン酸13%など
ホホバオイルはちょっと特殊なオイルで、エステルと呼ばれる植物性のロウです。
正確にはオイルではないという分類をされているだけあって、軽い使用感です。
ベタ付かず、ハンドクリーム代わりに薄く手に伸ばし、そのまま髪の毛に
撫で付けると忙しい朝のヘアワックスになってしまうのも嬉しいです。
また皮膚の皮脂量の調整を促す効果があるそうですが、ホホバオイルを石鹸に
した場合、単体では固まらず、石鹸にはなりにくのですが、他の油脂と
組み合わせ適度な割合で入れると、すばらしい使用感になります。
重くない保湿ベールを感じます。
【アスール・ホホバオイル・シリーズ】
ホホバオイルのすばらしい使用感とエッセンシャルオイルの効能を取り入れた、
マニアにはたまらないシリーズだと思います。
シリーズ化されているので、なぜならホホバオイルパワーに加え、プラスアルファの
効能を好みで選べるところに魅力を感じます。
無香料・無着色のピュア・ホホバはお子様にも使えるので、冬のカサカサ対策に
調度良いかと思います。
■マダミアンナッツオイル
オレイン酸58%
パルミトレイン酸21% など
また、マカダミアンナッツオイルは20歳過ぎると皮膚から減少していくと言われる
パルミトレイン酸が含まれる、個人的に大注目しているオイルです。
マッサージオイルとしても、オリーブオイルよりもしっとりしつつ重くないので、
キャリアオイルとしても優秀です。
石鹸にした場合、使用感は『モチモチ』の一言です。
洗浄力はオリーブオイルよりも若干マイルドで、冬の肌にぴったりだと思います。
【ルバンシュ化粧品 メイククレンジング】
この商品はとっても優秀な商品だと思います!!
なぜならばWebサイトにありますように、マッサージオイルとしても使用でき、
マカダミアンナッツオイルにオリーブオイル、コメ胚芽油が含まれています。
コメ胚芽油はさっぱりしつつも、ツルっとするので、まさに絶品ブレンドの
マッサージオイルとしても期待できそうですね。
スキンケアの基礎化粧品やハンドクリーム、石鹸に含まれるオイルについて
オイルの性質や感触から考えてみると、楽しいかもしれません。
若干、マニアックな楽しみ方かもしれませんが、肌に大切な油分を考えるとき、
少しでもお役に立てればと思い、書かせて頂きました。
ありがとうございます。