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基礎体温計のニシトモさんコラム【その4】

二大女性ホルモンは女性の一生を支配し、大きな役目を果たしている


  一口でホルモンと言ってもたくさんあります。ここでは、月経に深く関係する女性
ホルモンについて説明します。

  卵巣からは下垂体の刺激ホルモンの影響を受けて、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが
分泌されています。これが女性の身体を支配し、大きな役目を果たしている二大女性
ホルモンです。これらのホルモンは、排卵を軸として周期的に分泌されす。


1.女性ホルモンの働き

  女性の身体を作り出しているのが女性ホルモンです。
女性ホルモンは子供を産める機能、子宮や膣などの女性性器の発育、
排卵や生理を起こしたり、妊娠した場合、妊娠を維持する役割があります。

女性ホルモンは生殖機能だけに影響を与えるのではなく、肌に張りを与え、
若々しさを保ったり、皮下脂肪を蓄える働きもあります。

また、 カルシウムの吸着を促して、骨の健康を保ったり、コレステロールの増加を
抑えて動脈硬化を抑えるなどの女性の健康のために重要な働きをしています。

  女性ホルモンの分泌は20代~30代がもっとも旺盛です。
この時期をピークに女性ホルモンの分泌は減少していきます。
ですから、今までは女性ホルモンの働きで防ぐこ とができた骨粗そう症、
動脈硬化、心臓病などの病気にならないように常日頃からこ
ころがけておきましょう。(私には、耳の痛い話です。)


2.二大女性ホルモンのはたらき。


〔卵胞ホルモン:エストロゲン〕

  卵胞ホルモンは子宮へ行くと子宮の壁を作っている子宮筋を肥大増殖させ、
その内側にある内膜も増殖させます。
子宮頸管にも作用して、頸管粘液(おりもの)を増やします。
それは排卵直前にでる水っぽいおりもので、外陰部も湿っぽくなります。

  卵胞ホルモンは皮下脂肪細胞を増殖させ、女らしい丸みを帯びたふっくらとした身
体を作ります。

卵胞ホルモンの分泌が盛んな年齢になると肌に弾力がでて、張りのある生き生きとした
肌になり、肌の表面の新陳代謝を盛んにして、垢抜けた色白の肌を作り上げます。

思春期には乳房も膨らみ、形良くします。
更年期になると、卵巣の働きが衰えてきて、卵胞ホルモンが分泌されにくくなってくるので、
排卵が起こりにくくなり、月経もストップしてしまいます。そして、閉経となります。


〔黄体ホルモン:プロゲステロン〕

  排卵が起こると今まで卵胞ホルモンを分泌していた卵胞は黄体という組織に変化し
て、黄体ホルモンを分泌し始めます。 この働きは約2週間続きます。

黄体ホルモンの役割は卵胞ホルモンによって下地作られた組織に対し、
さらに手を加えて完成させることです。

また、増殖された子宮内膜に対して、分泌物を蓄えてフカフカにする作用があります。
これは排卵された卵子が精子と巡り会って受精した場合、子宮内膜に受精卵が着床
しやすくするためです。これが妊娠です。

妊娠しなかった場合、黄体は約 2週間続き、自然に退行していきます。
黄体ホルモンの影響で厚くなった子宮内膜は不用の組織として、血液とともに
子宮から流れ、体外に排出されます。これが月経です。

  その他、黄体ホルモンの影響でPMS(月経前症候群)の不快な症状が現れます。

また、体温中枢に働き体温を上昇させます。

この現象は、基礎体温に現れますが、男性にはなく女性特有の現象です。


基礎体温

多機能基礎体温計のパイオニア、ニシトモさんの基礎体温に関する情報等。
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