ゴースト血管をつくらない33のメソッド:高倉伸幸著(毎日新聞出版)

日本人食生活


ゴースト血管をつくらない33のメソッド:高倉伸幸著(毎日新聞出版)



こだわり商品研究所 野崎より

この本の著者は、高倉伸幸氏。本に記載されている情報を紹介します。大阪大学微生物病研究所情報伝達分野教授。1988(昭和63)年三重大学医学部卒。5年間血液内科医として臨床に従事。その後、画期的ながん治療薬および組織再生療法の開発をめざして基礎研究に入る。1997(平成9)年京都大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。熊本大学医学部にて助手~助教授を経て、2001(平成13)年~2006(平成18)年まで金沢大学がん研究所教授。2006(平成18)年より現職。日本血管生物医学会理事(2014~2018年・理事長)、大阪大学大学院医学系研究科・組織再構築学講座、金沢大学がん進展制御研究所客員教授を兼ねる。組織再生やがん組織における血管研究において新しい解析結果を次々発表・報告するこの分野のトップランナーの一人。2018(平成30)年 に「NHKスペシャル」「あさイチ」に出演。ゴースト血管に警鐘を鳴らし、話題を呼んだ。ゴースト血管という言葉の命名者でもある。

ゴースト血管をつくらない33のメソッド:高倉伸幸著(毎日新聞出版)出版社リンク

高倉先生がテレビに出られた番組をわたしは3つ見ました。それで、非常に興味を持って購入した本です。

まずは、本の帯の内容から・・・


本の帯

テレビやネットで話題に!
美と健康の新常識
毛細血管をキープする人は老けない
シワ、シム、抜け毛、冷え、むくみ、疲れ

がん治療、骨粗しょう症、認知症のカギ!

全身に張り巡らされ、あなたの健康を支えている毛細血管。
毛細血管への血流がなくなり、消えてしまう状態がゴースト血管化です。

加齢によって生じるゴースト血管の傾向と対策を、血管研究の第一人者が紹介します。

どれかひとつでも続けると効果が!
・呼吸を整える
・ゆっくりバスタイム
・1日1回だけしっかり運動する
・シナモン(桂皮エキス)を摂取する
・ルイボスティーを飲む


ゴースト血管をつくらない33のメソッド:高倉伸幸著(毎日新聞出版) 好きな箇所ピックアップ

目次から一部をピックアップします。
わたしの、好みの箇所です。
目次を読んだだけでも勉強になります。

第1章 人は毛細血管とともに老いる
生命に大きな影響を与える毛細血管
血管は縦横無尽に体内を走っている
毛細血管はホルモンの情報を伝達する
毛細血管は免疫にはたらく
毛細血管は体のバランスを保つ


第2章 ゴースト血管と病気
血管がゴースト化すると全身に悪影響が!
重い便秘はゴースト血管のせい?
毛細血管の減少が肝硬変の原因に!?
腎臓の機能低下はゴースト血管が招く
ゴースト血管が糖尿病の原因に!?
ゴースト血管と肺の病気
アトピー性皮膚炎も血管病!?
過剰な毛細血管がリウマチを悪化させる
骨粗しょう症もゴースト血管が原因
認知症の要因はゴースト血管だった!
血管がゴースト化すると抗がん剤が効かない!?


第3章 ゴースト血管と老化
体内の37兆個の細胞に「老化」というイベントが起こる
「糖化」は体のコゲ
「酸化」は体のサビ
毛細血管が少ないと老けて見える!?
毛細血管と肌の深い関係
毛細血管の減少が薄毛の原因に!
更年期は血管のダメージから起きる


第4章 人は毛細血管とともに若返る
毛細血管は何歳からでも改善できる
血流をよくすればゴースト化は防げる
免疫力を上げると毛細血管を維持できる
毛細血管も自律神経の影響を受けている
リンパ管は毛細血管のサポーター


第5章 ゴースト血管をつくらない33のメソッド
血管力を上げる簡単メソッドを生活習慣に!
Ⅰ 血液の質をよくする
メソッド1 バランスのよい食事を心がける
Ⅱ 「どう食べるか」も重要
メソッド2 食事は腹八分目
メソッド3 一気に食べない
メソッド4 一気に飲むのも危険
メソッド5 少量を分けて栄養摂取
メソッド6 糖質はほどほどに
Ⅲ 血管をしなやかにする
メソッド7 うまみ成分を生かす
メソッド8 お酢を活用する
メソッド9 油は選んで使う
メソッド10 スパイスを上手に使う
メソッド11 カリウムを多く摂る
Ⅳ 自律神経のバランスを保つ
メソッド12 呼吸を整える
メソッド13 片鼻呼吸法で副交感神経を活性化
メソッド14 ゆっくりバスタイム
Ⅴ 血流をアップする
メソッド15 運動を習慣化する
メソッド16 1日1回だけしっかり運動する
メソッド17 「ながら」で運動する
メソッド18 かかと上げを習慣に
メソッド19 かかと上げ・応用編
Ⅵ 下半身を鍛えて血流を上げる
メソッド20 スクワットが効く!
メソッド21 ステーショナリーランジで筋トレ
Ⅶ 血管に刺激を与える
メソッド22 血管マッサージで血管を刺激する
Ⅷ ぐっすり眠って血管を修復する
メソッド23 体内時計をリセットする
メソッド24 メラトニンの原料を摂る
メソッド25 夜は光の刺激に注意する
Ⅸ タイツー(Tie2)を活性化する
メソッド26 シナモンを摂取する
メソッド27 シナモン+ショウガで血管の状態を整える
メソッド28 シナモン+バナナで簡単デザート
メソッド29 料理にもシナモンを
メソッド30 注目の食材・ヒハツを摂る
メソッド31 ヒハツを料理に使う
メソッド32 春の山菜・ウコギを摂る
メソッド33 ルイボスティーを飲む


野崎コメント

全身の血管の95~99%が毛細血管だそうです。37兆個の細胞ひとつひとつに、酸素や栄養(糖、脂質、アミノ酸など)を運んで、二酸化炭素や老廃物を吸収する。これが毛細血管の働きだそうです。ホルモンも毛細血管によって全身に届けられる。白血球も毛細血管で届けられる。

言われてみれば、全身にこれらを届ける働きは血液であり、それを届けるルートは毛細血管なのだろうなとということに気づきます。こだわり商品研究所で、栄養の話をして適切な栄養素の商品を選んでご紹介しています。それらの栄養は毛細血管が張り巡らされていて、毛細血管の働きで、全身に届けられているということです。

ところがこの毛細血管がゴースト化しているというのです。理由は加齢。加齢によって毛細血管の壁細胞が変性し消滅、そして血管内皮細胞の機能の衰えが起き、ターンオーバー機能が消失するからだそうです。
これを加速しているのが糖化。糖化によって発生するAGE(終末糖化産物)が活性酸素を大量に発生させ毛細血管の壁細胞にダメージを与えているのだとか。毛細血管の老化が進んでいくと、きちんと血液が流れていないゴースト血管になるのだそうです。

ゴースト血管になった状態はテレビで見ました。某タレント2人のゴースト血管化した状態を見ました。ところがこのゴースト血管は生活習慣によって改善することができるそうなのです。そのひとつがルイボスティーを飲むこと。

考えてみれば、肌に栄養を届けているのも毛細血管、髪の毛根に栄養を届けるのも毛細血管、スキンケアやヘアケアの大前提ですね。この情報は、もっとも知るべき情報のひとつと理解しています。

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