バーリーマックス® スーパー大麦のちから
バーリーマックス®スーパー大麦のちから
スーパー大麦 バーリーマックス®とは、オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した大麦。通常の大麦に比べ2倍の総食物繊維量と 4倍のレジスタントスターチを含み「食物繊維の王様」と呼ばれます。食物繊維が腸の奥まで届きます。
バーリーマックス® スーパー大麦のちから 商品解説
食物繊維の重要性
こだわり商品研究所は、食物繊維を重要なテーマとしています。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、食物繊維の1日の摂取目標量は、
● 成人男性で、約20g以上
● 成人女性で、約18g以上
とされています。
実は、理想値というものが存在します。
それが、 24g/日以上。
実現の可能性は低いということで現実的な目標量になったそうです。
現実的に日本人の食物繊維摂取量の平均は、
男性(50~64歳)・・・14.00g
男性(30~49歳)・・・12.16g
女性(50~64歳)・・・13.87g
女性(30~49歳)・・・11.57g
理想値から引くと、約10g以上足りていないです。
食物繊維には種類がある
食物繊維には、水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維があります。
このうち近年注目されているのが、水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになって短鎖脂肪酸を産生するのです。
これを「体内発酵」と言います。
最近は、腸内細菌のエサになる食物繊維を「発酵性食物繊維」と表現するようになってきました。
発酵性食物繊維を豊富に含み、食生活に取り入れやすい「大麦」
水溶性食物繊維(発酵性食物繊維)を豊富に含み、しかも毎日の食生活に取り入れやすい食品が「大麦」です。
大麦は、その発酵性の高さで注目されている食品です。
β-グルカンという水溶性食物繊維(発酵性食物繊維)を多く含みます。
大麦にも種類があります。
今回ご紹介しますのは、スーパー大麦「バーリーマックス®」という商品です。
スーパー大麦という表現がされるように、大麦の中でも注目すべき大麦なのです。
▲ 見た目は茶色。炊いても固いですが、プチプチして食感も美味しいです。
バーリーマックス®スーパー大麦
バーリーマックス®スーパー大麦は、食物繊維が豊富な大麦として注目されています。
一般的な「大麦」に比べて2倍の総食物繊維量と、 4倍のレジスタントスターチを含みます。
「バーリーマックス®」は、オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した新種の大麦です。
90年代オーストラリアでは、健康問題がクローズアップされており、それを改善すべく研究を重ねた結果、食物繊維がテーマとして取り上げられました。その活動の中で、10年の歳月をかけて研究・開発されたのが、このスーパー大麦です。遺伝子組換え技術は用いずに、交配・育成を繰り返した品種です。
▲ まさに食物繊維の王様!
▲ いかにスーパー大麦の食物繊維量が多いのかがわかります。
3種類の食物繊維
バーリーマックス®スーパー大麦は、3つの食物繊維が含まれます。
● フルクタン
● β‐グルカン
● レジスタントスターチ
(※レジスタントスターチは食物繊維様成分)
3種類の食物繊維はそれぞれ分子量が違う
この3つの成分は分子量が異なっており、
フルクタン < β-グルカン < レジスタントスターチ
の順に分子量が大きくなります。
・分子量が小さいものほど、腸の入り口に近い腸内細菌に食べられるため発酵速度が速く
・分子量が大きいものほどエサになるまでに時間がかかるため発酵速度が遅く
なる傾向にあります。
さらに、不溶性・水溶性の食物繊維からなる細胞壁がレジスタントスターチを包み込むコンプレックス構造となっているため、 レジスタントスターチを「大腸の奥」に届けることができます。
つまり、段階的に腸の入り口から腸内細菌が多く棲む「腸の奥」まで食物繊維が届くのです。
3つの食物繊維は、腸の奥まで届きます。
バーリーマックス®スーパー大麦に含まれる3つの食物繊維は、腸のそれぞれの場所で腸内細菌のエサになります。
1、腸の入り口で フルクタン
2、腸の真ん中くらいで β-グルカン
3、腸の奥に レジスタントスターチ
です。大腸に満遍なく届くということです。
それぞれの場所で、腸内細菌のエサになって、短鎖脂肪酸を産生します。
下の図は、その3つの食物繊維を3段ロケットと形容して、説明しています。
▲ フルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチの3種類の発酵性食物繊維が、それぞれの場所で腸内細菌のエサになります。
レジスタントスターチとは?
レジスタントスターチの説明をします。
レジスタントは、「消化されない」という意味で、スターチは「でんぷん」ですから、「難消化性でんぷん」ということになります。
ほとんどのでんぷんは、小腸で消化吸収されてしまいますが、レジスタントスターチは、消化酵素によって分解されずに大腸まで届きます。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の特性を持ち、大腸の腸内細菌(善玉菌)のエサになります。
▲ 大麦の食物繊維は、細胞壁にあるものが多いです。レジスタントスターチは、細胞壁の中にある成分です。
バーリーマックスは全粒穀物。穀物の栄養を丸ごと食べられます。
さらにバーリーマックスは、穀物の栄養が丸ごと食べられる「全粒穀物」です。
外皮、胚乳、胚芽をそのまま残しています。
スーパー大麦の全体的な栄養を食べることができます。
他にも、バーリーマックスには、抗酸化物質も多く含まれています。
白米に混ぜて炊きます。
推奨量は1日12g。
では、スーパー大麦「バーリーマックス®」のお召し上がり方です。
基本は、ご飯と一緒に混ぜて炊く、です。
白米に、スーパー大麦「バーリーマックス®」を入れて、バーリーマックスの量の倍の水を付加して炊きます。
推奨量は、1日12gです。
1gあたり、0.21gの食物繊維が含まれます。
10g入れると、2.1gの食物繊維が食べられます。
例えば最初は慣れるために、少しづつ食べ始めていただき、少し慣れたら、多めの量を試していただき、 続けやすい量を見つけていただければと思います。
▲ 基本は、ご飯と一緒に炊くですが、煮たスーパー大麦をいろいろな料理に使っても美味しいです。おつまみにもなります。
プチプチした食感
炊きあがったご飯は、ほのかな甘みと香ばしい風味がします。
プチプチした食感が楽しいです。
よく噛むようになります。
よく噛むようになりますから、唾液も出やすくなります。
ごはんが、何も付けずに、そのままでも食べることができる食品になります。
より美味しくなり、食物繊維も意識的に食べることができる。
食べるタイミング
食べるタイミングですが、毎食が良いと思われますが、1度だけの場合は、朝食でお召し上がりください。
「セカンドミール効果」で、昼食にも良い影響があると言われています。
また、ゆでて、いろいろな料理にかけて食べることもできます。
例えば、サラダ、ポテトサラダ、シチュー、ハンバーグなど、いろいろな料理にお使いいただけます。
ゆでて、そのままの状態で、ちょっとかつお節と醤油などかけて、"つまみ"としても楽しめます。
▲ 食感が楽しいです。
▲ いろいろな食べ方が楽しめます。
バーリーマックス® スーパー大麦のちから
バーリーマックス® スーパー大麦のちから 商品詳細
■原材料名:大麦
■内容量:120g
■栄養成分表示(120g当たり):エネルギー 412kcal、たんぱく質 17.9g、脂質 9.4g、炭水化物 78.6g、 糖質 49.1g、食物繊維 29.5g、食塩相当量 0.038g ※この表示値は目安です。
■食べ方:茹でて、料理に混ぜる。ごはんと一緒に炊く。
■保存方法:直射日光・湿気を避け、常温で保存してください。
■注意:農産物を原料としているため、色・形が異なる場合があります。
■販売者:帝人株式会社
■生産国:日本
■価格:537円(本体498円+消費税39円)