エコーレア ボディローション
エコーレア ボディローション
無香料、ノンオイルのローションで、乾燥でカサつきがちなボディを保湿します。ベタつきが少なく、気持ちよく使えます。美容液保湿成分(ヒアルロン酸、アミノ酸系成分、植物エキス)でリッチな潤い。香料・鉱物油・防腐剤(パラベン・フェノキシエタノール)不使用の無添加処方。合成界面活性剤を使っていません。
今回、ご紹介するのがエコーレア ボディローションです。
まずは、最初にメーカーの製品説明をご覧ください。
エコーレアからの製品説明
無香料、ノンオイルのローションで、乾燥でカサつきがちなボディを保湿します。
ベタつきや油膜感がなく、こまめに使えます。
美容液保湿成分(ヒアルロン酸、アミノ酸系成分、植物エキス)でリッチな潤い。
香料・合成界面活性剤・シリコン・鉱物油・防腐剤(パラベン・フェノキシエタノール)不使用の肌にやさしい無添加処方。
お肌に含まれるNMF成分と同じ、植物由来のアミノ酸系天然保湿成分(PCA-Na)と、ワイルドタイム、スイートマジョラム、オタネニンジンのエキスが、肌の保湿効果を高め、うるおいのある若々しい肌へと導きます。
全成分表示をご覧ください。
水、ペンチレングリコール、グリセリン、BG、ベタイン、PCA-Na、ヒアルロン酸Na、オタネニンジン根エキス、マヨラナ葉エキス、ワイルドタイムエキス、グリチルリチン酸2K、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、クエン酸Na、クエン酸、キサンタンガム
エコーレア ボディローションのポイント
さてこのボディローションのポイントですが、以下の様になると思います。
● ボディ用保湿ローション
● 保湿成分が多種類配合されている
● オイルを使用していない
● 合成界面活性剤不使用
● 無香料
● 防腐剤不使用
● エスケー石鹸の処方
エコーレア ボディローションの商品解説
この商品を解説します。
まずは、わかりやすいポイントから
界面活性剤を使用するのを止めた
・ボディローションは、ミルクタイプの物も多い。そうすると界面活性剤を使ってしまう。
・ノンオイルにしたのも界面活性剤を使用しないため。
・浸透感を上げるために界面活性剤を使用するのも止めた。
シンプルに界面活性剤の使用を止めたということです。
界面活性剤は、オイルと水を混ぜるためであったり、乳化させるため、浸透を高めたりするために使用されます。エコーレアは、このボディローションの界面活性剤の配合を止めました。
界面活性剤の是非に関しては触れませんが、この商品にとっては良いことだと思います。
それは、次の項目にも関係します。
スキンケアは、肌に浸透させなくていい
皮膚は、真皮と表皮に分けられます。
表皮の一番表面が角質層です。
保湿とは、この角質層の潤いを保つことです。
角質層を保湿させることが、スキンケアの基本です。
角質層の保湿の足りないものを補うのがスキンケア。
角質層のその奥まで、浸透させることではない。
浸透ではなく保湿である。
という考えがあります。
わたしが勉強してきた、ナチュラルライフ&ビューティーアカデミーで、そう教えてもらいました。なるほどと納得しております。
エコーレア ボディローションは、それと同じ考えを元に処方されているということになります。
界面活性剤を使用してない理由のひとつもここにあります。
保湿成分リッチ
スキンケアにおける保湿の3大要素ですが、「水」「油」「保湿剤」です。
エコーレア ボディローションは、この保湿剤にあたる原料を6種類配合しています。
ペンチレングリコール、グリセリン、ベタイン、PCA-Na、ヒアルロン酸Na、グリコシルトレハロース
です。保湿成分リッチという表現もできます。
この処方を見て、思い浮かんだ言葉があります。
「保湿に徹した商品。」
栄養を与えるとか、浸透させるとか、肌を白くするとか、ではなくシンプルに保湿に徹した商品。
という意味です。
着飾らない潔い商品だなと思いました。
いろいろな保湿剤
では、配合されていう保湿剤を分類してみました。
高分子系
● ヒアルロン酸・・・保湿性に優れ、肌にハリを与えなめらかにする。
糖系
● グリコシルトレハロース・・・肌に潤いを与えます。
アミノ酸系
● PCA-Na アミノ酸誘導体 素肌と同じ。肌のNMFに含まれる成分。
● ベタイン・・・ビートから抽出されるアミノ酸系成分。
多価アルコール系
● ペンチレングリコール・・・保湿性に優れている。
● グリセリン・・・肌にしっとり感を与える。
では、この複数保湿剤処方の意味です。
複数の保湿剤の処方の意味
まず、保湿剤の役割ですが、水分を維持させること、水分を保持させることです。
水分だけですと、時間が経過すると蒸発してしまいます。
保湿剤は、その水分保持の時間を長くするのが役割です。
保湿剤はそれぞれ水分の抱え方が違います。
これらを組み合わせることで、どんな環境であったとしても、保湿を持続させることができます。
どんな環境というのは、例えば、低湿度であったとしても、高湿度であったとしても、また他の状態もあるかもしれませんが、そういうことを指します。
保湿剤は、組み合わせることで「保湿能」が上がるのです。
それで、複数の保湿剤を組み合わせています。
処方の特徴
では、この保湿剤の組み合わせの処方のノウハウですが、エスケー石鹸の長年の石鹸製造技術に基づいた処方とお考え下さい。
エコーレアは、エスケー石鹸のグループ会社です。
エスケー石鹸は、100年の歴史を持つ石鹸会社です。
原料の選び方、処方の仕方、他とは違う独特な処方だそうです。
もちろんこのような処方の具体的なノウハウは、明かすことができる内容ではないと思いますので、かわりに開発担当者の言葉で表現してもらいました。
それが・・・。
「良心的な処方。」
それぞれの成分の働く濃度を考えて良心的に処方する。
真面目で良心的な処方だそうです。
価値の割にはお得な良心的な処方であるとのことでした。
保湿剤を側面から支援
保湿剤の処方を側面から支援する成分です。
・マヨナラ
・オタネニンジン
・ワイルドタイム
肌が保湿成分をつくるのを促す組み合わせだそうです。
・グリチルリチン酸2K
肌を健やかに保つ成分です。
・防腐剤無添加
パラべン、フェノキシエタノール不使用です。
エコーレア ボディローション
エコーレア ボディローション 商品詳細
■全成分:水、ペンチレングリコール、グリセリン、BG、ベタイン、PCA-Na、ヒアルロン酸Na、オタネニンジン根エキス、マヨラナ葉エキス、ワイルドタイムエキス、グリチルリチン酸2K、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、クエン酸Na、クエン酸、キサンタンガム
■容量:120ml
■製造販売元:株式会社エコーレア