大麦とは

大麦

大麦とは?

こだわり商品研究所は、大麦を毎日の食事に取り入れることを推奨して、商品をご紹介しています。毎日食べるにあたって、少しでも大麦のことを把握したほうがより美味しく食べられるだろうと、大麦についての基本的な情報をまとめてみました。



●こだわり商品研究所でご紹介している大麦

もち麦の中でもβ-グルカンが豊富なもち麦。食感と味が良い。最も注目されている「もち麦」。

オーストラリアの健康問題を解決するために開発された大麦。


大麦って

大麦は、稲、小麦、トウモロコシと同じイネ科の植物です。
人類が利用してきた主食となる穀物です。
大麦は、ビール、焼酎、麦ごはん、麦茶、麦みそとして利用されます。


大麦は穂のカタチによって六条、二条に分けられる

穂のカタチによって「六条大麦」、「二条大麦」に分けられます。また、外皮がはがれやすい「はだか麦」という分類もあります。

●六条大麦・・・押麦、麦茶
●二条大麦・・・ビール、焼酎
●はだか麦・・・味噌


精白後の形状

大麦は、精白後の状態でいくつかの呼び名があります。

●押麦・・・精白後に押して蒸したもの
●丸麦・・・精白しただけで押してないもの
●大麦粉・・・精白した大麦を粉状にしたもの


大麦の性質

大麦には、その性質が「もち性」「うるち性」という分類があります。

●うるち性・・・粘りが少なく、プチプチの食感
●もち性・・・粘りが強く、もちもちの食感で食物繊維量は「うるち性」より多い


大麦の品種

大麦には、さまざまな品種が存在します。
ファイバースノウ、ミノリムギ、イチバンボシ、ビューファイバー、ホワイトファイバー、ダイシモチ、キラリモチ、ワキシーファイバー、もっちりぼし、きはだもち・・・

大麦の特徴は食物繊維が多く含まれていること

大麦には、食物繊維が多く含まれていることが一番の特徴です。
白米の20倍。100gあたり10gもの食物繊維が含まれます。

しかも、大麦は、外皮ではなく粒の中に食物繊維が多く含まれるので、精白しても食物繊維が多いままなのです。

以下の一覧を見ていただくとよくおわかりいただけるのですが、日々の食生活の中で水溶性食物繊維を適切量食べ続けることができる食品は限られると思います。その中で、もっとも現実的な食べ物が大麦なのです。

▶ 水溶性食物繊維が多い食品一覧


大麦に含まれるのは水溶性食物繊維β-グルカン

食物繊維は、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維に分けられます。
野菜に多く含まれている食物繊維は、不溶性が多いです。
大麦に含まれるのは水溶性食物繊維「β-グルカン」です。
まさにこの水溶性食物繊維 β-グルカンの存在が、大麦を推奨する一番の理由です。
こだわり商品研究所の別記事でこの件を取り上げています。ぜひ、ご覧ください。

▶水溶性食物繊維はこんなにも大切な栄養素



参考文献と参考リンク

●大麦食品推進協議会発行「大麦食のすすめ」
大麦推進協議会
大麦推進協議会 大麦の健康情報

農研機構キラリモチ紹介ページ
もち性大麦品種「キラリモチ」の魅力!
炊飯後に褐変しにくく、食味に優れる二条裸麦品種「キラリモチ」
もちもちの食感で、食物繊維も豊富新品種の大麦「キラリモチ」


●こだわり商品研究所でご紹介している大麦

もち麦の中でもβ-グルカンが豊富なもち麦。食感と味が良い。最も注目されている「もち麦」。

オーストラリアの健康問題を解決するために開発された大麦。