脂質のバランスを整える

脂質バランス

脂質バランスを整える


脂質は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸、オメガ3、オメガ6、オメガ7、オメガ9など、必須脂肪酸、二重結合などいろいろな性質の違いがあります。

これらの違いで、体内での働きが違ってきます。摂取量にも違いがあります。
この脂肪酸の違いを把握して、適切なバランスで脂質を摂取することが、エイジングケアを考えるにあたって、重要な意味を持ちます。

脂質バランスを整えるために、どのような食べ物、どのようなオイルをどのように摂取するかがポイントです。こだわり商品研究所は、この脂質バランスを整えるために適切な情報とオイルをご紹介しています。

脂質バランス

脂質の働きとは


脂質の代表的な働きをまとめてみました。
どんな脂質を摂取するか、またそのバランスによって、これらの働きが影響を受けます。

● 脂質は、細胞膜の構成原料です。


脂質は細胞膜の原料になっています。脂質がなければ細胞膜はできません。細胞膜がなければ細胞が成り立ちません。37兆個と言われる細胞すべてに細胞膜があります。どんな脂質を食べるかによって、細胞膜の質、ひいては細胞の質が変わってくるのです。

細胞膜

● 脳の50~60%は脂質です。


脳の乾燥重量の50~60%は脂質でできています。脳を構成する脂肪酸の中には、食事から食べる必要がある必須脂肪酸も含まれています。

● 脂質は、生理活性物質の原料となります。


細胞膜を構成している脂肪酸の中の、ジホモ-γ-リノレン酸、アラキドン酸、EPAは、生理活性物質であるエイコサノイドの原料となります。生理活性物質は、わたしたちのカラダの恒常性を調整する働きをしています。「局所ホルモン」と呼ばれることもあります。全身の細胞でこの働きが行われています。

● 脂肪酸は、食由来栄養センサーとして機能しています。


脂肪酸の受容体が腸をはじめ、全身に存在しています。脂肪酸は、食由来の栄養センサーとして、これらの受容体を介して、エネルギー代謝をはじめ、様々な働きをすることがわかってきています。

● 脂質は、エネルギー源となります。


食べ物として摂取した脂質は、消化・吸収されて全身に運ばれ、1gあたり9kcalのエネルギーを産生します。炭水化物やタンパク質は、1gあたり、4kcalですから、脂質は効率の良いエネルギーであるということが言えます。

脂質のバランスを整えるために・・・

オメガ3系脂肪酸のα-リノレン酸を毎日食べる


脂質バランスを整える上でイチバン重要なのが、不足しているオメガ3系脂肪酸を食べることです。正確な意味で必須脂肪酸であるα-リノレン酸が基本です。オメガ6系脂肪酸とのバランスが1:2になるように食べるのが正確ですが、わかりやすく1日1gを目安に食べます。こだわり商品研究所では、インカインチオイルとえごま油をご紹介しています。

インカインチオイル 105g

島根県産 低温圧搾生しぼり えごま油

オメガ3系脂肪酸のDHA・EPAを毎日食べる


脂質バランスを整える上でイチバン重要なのが、不足しているオメガ3系脂肪酸を食べることです。そのために基本のα-リノレン酸を食べると上でお伝えしました。代表的なオメガ3系脂肪酸として、EPA、DHAがあります。体内でα-リノレン酸から変換されるのですが、その量が少ないため、EPA、DHAとして、食べることが推奨されています。これも、オメガ6とのバランスなのですが、目安として1日1gを目標です。
こだわり商品研究所では、会員様専用の商品をご紹介しています。ログインしてご覧ください。

リノール酸の摂取を意識して減らす。例えばサラダ油。


オメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸=1:2
というバランスが、自然の摂理とされます。
ところが、実際は、1:10 とかの偏ったバランスになっていることが多いとされます。
オメガ6系脂肪酸の代表的な脂肪酸はリノール酸。あらゆる食品、加工食品に入っているとされ、摂取過多と言われています。意識的に減らすことが推奨されています。具体的には、サラダオイルなど。

MCTオイルを意識的に取り入れる。


MCTオイルは、中鎖脂肪酸。一般的な長鎖脂肪酸のオイルと性質が違います。
中鎖脂肪酸は、わずかながら水溶性。炭素数が短いため、長鎖脂肪酸より消化、吸収が簡単。だからエネルギーになりやすい。
ケトン体の生成が起こりやすい。中鎖脂肪酸は、肝臓でエネルギーとして代謝されるか、ケトン体に変換されて各臓器においてエネルギー源として使われるか、どちらか。余剰の脂肪として蓄積されない。
こだわり商品研究所は、MCTオイルとして、3種類ご紹介しています。

C8-MAX

MCTオイルパウダーゼロ

ココウエル 有機ココナッツMCTオイル

加熱調理用のオイルとしてオリーブオイルを採用する。


サラダ油を意識的に控えると書きました。調理加熱用のオイルとしては、オリーブオイルを使用します。酸化しにくいオレイン酸主体です。できれば、本物のエキストラバージンオリーブオイルを使用したいところです。微量栄養素が含まれているからです。
こだわり商品研究所では、本物のエキストラバージンオリーブオイルの中でも、日常使いしやすいリーズナブルな商品をご紹介しています。

オレオエステパ社エグレヒオ

エコロヒコ

飽和脂肪酸を7%以下


日本人の食事摂取基準(2020年版)では、飽和脂肪酸の1日の摂取量の目安を7%以下としています。
これは飽和脂肪酸の中でも、長鎖脂肪酸を主なターゲットにしていると思います。
飽和脂肪酸の長鎖脂肪酸は、豚肉、牛肉、牛脂、牛脂、バター、ラード、パーム油などです。






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