こだわり商品選び : 油・オイル

オイル

こだわり商品選び・・・油・オイル

脂質栄養は、こだわり商品研究所のメインテーマのひとつ。こだわり商品研究所がなぜ、この商品を選んだのか説明します。

脂質は3大栄養素のひとつ


油(脂質)は、タンパク質、炭水化物と並ぶ、3大栄養素のひとつ。
脂質の3大機能というのがあります。それが、

● エネルギー源としての機能
● 細胞膜を構成するリン脂質としての機能
● プロスタグランジンなどのシグナル伝達物質の基質としての機能

脂質は体の中で多くの働きをします。
しかも、脂質は、非常に多くの種類が存在し、それぞれ機能性が違います。この「脂質の質」の違いを理解して、適切にオイルを日々の食生活に活用することは、エイジングケアのひとつの要になります。

油(脂質)の基礎知識


油(脂質)についての基礎知識を知ることで、オイルの選び方がわかるようになります。
以下のページにまとめてみました。
ぜひ、ご覧になってください。

こだわり商品選び

それらの油(脂質)の基礎知識を把握したうえで、具体的にどのような油を日常食生活に取り入れたらいいのかということですが、こだわり商品研究所では、以下の油をご紹介したいと思います。

1、オメガ3系脂肪酸を多く含むオイル。
2、加熱調理用のオイル。
3、エキストラバージンオリーブオイル。
4、中鎖脂肪酸を多く含むオイル。

ひとつひとつまとめさせていただきます。

1、オメガ3系脂肪酸を多く摂取できる油。


オメガ3系脂肪酸は、必須脂肪酸。カラダの中で合成できないため、食事から食べる必要がある脂肪酸です。


重要なのが、同じ必須脂肪酸であるオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の摂取バランスです。このバランスには、自然の摂理といわれるバランスがあります。
それがオメガ6:オメガ3=2:1です。


ところが、サラダ油の使用、見えない油問題で、オメガ6系脂肪酸は摂取過多です。
バランスを整えるためには、オメガ6を意識的に減らし、オメガ3系脂肪酸を意識的に食べる必要があります。
オメガ3系脂肪酸を多く含む食品は、魚。できれば刺身です。脂質研究者の先生は、月に30回魚を食べてほしいと言います。魚を30回はハードルが高いですから、オメガ3系脂肪酸を多く含むオイルを日常の食生活に意識的に取り入れるのが適切です。


代表的なオイルが、えごま油、亜麻仁油、インカインチオイルです。
こだわり商品研究所は、えごま油とインカインチオイルをご紹介しています。
えごま油、亜麻仁油はオメガ3脂肪酸の含有量はほぼ同じです。
亜麻仁油は、カナダなどが生産地であることが多いです。
えごま油は、日本で生産される商品を選ぶことができます。
それが、えごま油を選んだ理由です。
味もクセが少ないと思っています。(個人差があります)

島根県産 低温圧搾生しぼり えごま油


えごま油の産地は、日本国産、中国産、韓国産という商品が多いです。
こだわり商品研究所は、日本国産という選択を選べる「えごま油」を選ぶことにしました。
えごま油の国内の産地はいくつがあります。その中で、島根県は、代表的なえごま油の産地として知られています。「神話の里」奥出雲の会社のえごま油になります。環境の良さ、オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸の配合率の高さ、味などの理由で島根県のえごま油を選びました。

えごま油

インカインチオイル


インカインチオイルは、ペルーの油になります。
えごま油、亜麻仁油の弱点は、コスト的に高いということです。オメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸である以上、一生食べ続ける必要があるものです。コスト的にリーズナブルであるということは重要なことと考えます。オメガ3系脂肪酸を豊富に含むオイルの中で、インカインチオイルは続けやすい価格設定のオイルです。さらに、ビタミンE(γ-トコフェロール)が非常に豊富に含まれること、ナッツ系の植物の油であるということが、この商品を選ぶポイントです。味も美味しいです。αリノレン酸系油の中で一番おいしいのではないかとも思っています。
インカインチオイル

えこびと農園 えごま油 九州産 スティックタイプ


えこびと農園の九州産えごま油スティックタイプ。九州の大地で育った風味豊かなえごま。100%自社農園+契約農家栽培のえごま実を使用しています。無農薬栽培。熱をかけず、ゆっくり圧をかけて、生搾りしたえごま油です。そのままお召し上がりいただくか、サラダのドレッシングやカルパッチョなどにかけていただくのもおすすめ。αリノレン酸を50%以上含んでいます。

えこびと農園 えごま油 九州産 スティックタイプ

2、加熱調理用の油


日常食生活の中で使う加熱調理用油はサラダ油を使っている人が多いと思います。
しかし、サラダ油にはオメガ6脂肪酸であるリノール酸が多く含まれる油が多いです。
オメガ6系脂肪酸は摂取過多です。オメガ3系の脂肪酸との2:1のバランスを整えるためにも、サラダ油は意識的に控えた方が良いとされます。
そこで、代替案となる加熱料理用の油が必要です。
それが、こだわり商品研究所が選んだのが、オレイン酸が豊富なエキストラバージンオリーブオイルと中鎖脂肪酸が豊富なココナッツオイルです。

エコロヒコ


オレイン酸は、比較的、熱に強い脂肪酸です。オリーブオイルはこのオレイン酸が70%以上含まれるオイルです。加熱調理用に適しています。ただし、エキストラバージンオリーブオイルは非常に高価です。加熱調理用として使うには、コスト的に少々抵抗がある方も多いかと思います。

このエコロヒコは、本物のエキストラバージンオリーブオイルとしては、非常にリーズナブルです。オリーブジャパンで、金賞を2年連続して受賞しているようなクオリティが高いエキストラバージンオリーブオイルです。加熱調理用として使うのに最適なエキストラバージンオリーブオイルです。
エコロヒコ

プレミアムココナッツオイル


ココナッツオイルは、植物オイルとしては非常に珍しい、飽和脂肪酸が豊富なオイルです。飽和脂肪酸は、酸化しにくい脂肪酸です。加熱調理用として最適です。しかも、ココナッツオイル特有のあの香りがほとんどないプレミアムココナッツオイルですから、加熱調理用として最適と考えます。
プレミアムココナッツオイル

3、エキストラバージンオリーブオイル


人気のオリーブオイル。オリーブオイルは、オレイン酸が豊富な油です。
ただ、オリーブオイルはオレイン酸という面だけで判断をすると間違った捉え方になる可能性があります。オリーブオイルの中でも最上級グレードのエキストラバージンオリーブオイルには、オレイン酸だけでなくオレオカンタール、ヒドロキシチロソール、オレウロペインなどのポリフェノールなど、微量栄養素が含まれます。この働きが非常に重要であるとされます。これらの微量栄養素を食べるためにも、本物のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶ必要があります。

エキストラバージンオリーブオイルを日々の食生活に取り入れることは意味があると思っています。何と言っても美味しいですし。しかし、日本オリーブオイルソムリエ協会によると、日本に入ってきているエキストラバージンオリーブオイルの80%は品質偽造品だそうです。
日本オリーブオイルソムリエ協会で勉強をして、信頼できるエキストラバージンオリーブオイルを選びました。こだわり商品研究所は、テーマがエイジングケアです。日々の食生活に溶け込ませるためには、価格が重要と考えています。本物のエキストラバージンオリーブオイルを選ぶのはもちろんですが、価格的にも取り入れやすい商品を選びました。

エグレヒオ


オリーブジャパンで、連続して、最優秀賞、金賞、銀賞を受賞した本物のエキストラバージンオリーブオイルです。有機JAS認定を受けています。味はフルーティーで、辛み、苦みもしっかりあり、バランスのとれたエキストラバージンオリーブオイルです。にもかかわらず、非常にリーズナブル。
エグレヒオ

エコロヒコ


エグレヒオと同じメーカーであるオレオエステパ社のエキストラバージンオリーブオイルです。オリーブジャパン2018年、2019年金賞を受賞しました。有機JAS認証取得。エグレヒオよりさらにリーズナブルです。エグレヒオとの違いは味でしょうか。普段使いのエキストラバージンオリーブオイルとしてこちらもおススメです。
エコロヒコ

4、MCTオイル


脂肪酸には、炭素の数で、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸に分類できます。一般的な脂質を構成する脂肪酸は長鎖脂肪酸がほとんどです。この内、中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸とは全く違う特別な機能性を持っています。

この中鎖脂肪酸を多く含むオイルは、脂質の質を考えた時に避けて通れないオイルと思います。とくに中鎖脂肪酸の中でも、カプリル酸、カプリン酸の比率が多いMCTオイルは、多くの機能性を持つ注目のオイルです。

ココウェル 有機ココナッツMCTオイル


ココウェルの有機ココナッツMCTオイルの特筆すべきところは、その製法にあります。
有機バージンココナッツオイルの温度を徐々に下げ、固まる脂肪酸を取り除く”非加熱”自然製法でつくられたMCTオイルです。抽出ではありません。
結果として、自然な食品のままのMCTオイルと理解することができます。ココナッツオイル本来の香りがほのかに残るのは、加熱しない自然製法によるものです。
一般的なMCTオイルは、C8カプリル酸とC10カプリン酸の合計が100%のものが多いです。ココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを取り出した「MCT100%オイル」とは、商品そのものが全く異なります。

MCTオイル

MCTオイルパウダーゼロ


100%ココナッツ由来のMCTオイルをアカシア食物繊維のみで包み込んだ粉末油脂です。飲み物、食事に溶かして使用します。ココナッツ特有の匂いや味はしません。粉末タイプは、コーヒー、ジュース、お味噌汁、スープ、カレーなどの煮込み料理など、いろいろな飲み物食べ物にお使いいただけます。MCTオイルをもっと日常的に取り入れる機会が増えます。

MCTオイルパウダーゼロ